HSPは少しの環境の変化に敏感に気がつきます。
例えば、私は以前の職場で外出から戻ってきたら何となく周りの雰囲気が悪いことに敏感に気がつきました。 そして、「○○さんと○○さんが言い争いをしていたのでは?」と気がつき同僚に聞いてみたところその通りでした。
このように他の人では気がつかない小さな変化をHSPは気がつきます。 結果、疲れきってしまうことになるのです。
私も以前周りの人から「いつも落ち着いて仕事していますよね?」と言われたことがあります。 しかし私の心の中は、周りの小さな変化に常に敏感に反応してその度に対応していました。
その結果、仕事が終わったあとにはグッタリ疲れてしまう毎日でした。 このように、HSPの人は他の人よりも疲れの度合いが考えられない程強いのです。
だからといって気がつかないようにしようとしても気がついちゃうので無理な話です。
私は気がつくのを辞めるのではなくて、気がついても対応するかしないかはその時の自分の疲れ度合いで決めるようにしています。
例えば電車で座っていて近くに年配の人が立っているのに気がついたら、まず自分の今の状態を確認します。 そして、余裕があるなら譲り疲れてるなと思ったらそのまま座り続けることにしています。
席を譲らない罪悪感など出てきますが、疲れているのに譲って自分が大変な状態になってしまっては譲ってもらった方もビックリしてしまいます。
まず、気がついたら自分の状態を確認してから対応するか決めるといいと思います。