HSPは人を守りたい気持ちが強いように感じます。
例えば誰かがいじめられているとします。
いじめられた人には当然味方はいません。
見るからに孤立していてとても悲しそうです。
「見てられない…なんとかしなければ…」
HSPはそう思う傾向にあると思います。
私は幼い頃、父親が声を荒げることが度々ありました。
それは主に母親に向けられるものが多かった気がします。
母親も反論するのですが父親が論理的に反論するので
結局は負けてしまうことが多かった気がします。
そんな光景をいつも私は黙って見るしかありませんでした。
心の中はもう色々な感情でグチャグチャでとても痛かったです。
ある時、いつもよりも父親の声が大きくとても怒っているのが分かりました。
母親を見るとおびえているようにも見えました。
「ここは私がなんとかしないと…」
そんな思いにかられて私は怖くてたまらなかったのですが父親に反論しました。
結果見事に論理的に反論されてとてもたちうち出来ませんでしたけど…
あなたもこんな経験あるのではないでしょうか。
自分も怖くてたまらないけど誰かを守る為に頑張って体を張る…
勝てる見込みはないのですが黙ってられないんでしょうね…
今考えると無謀だった気がします。
でも当時はそうするしか選択肢はないような気がしました。
このようにHSPは人を守りたい気持ちが強いように感じます。
無理してでも自分がどうなろうと相手を優先してしまいがちです。
いっけん素晴らしいように感じてしまいますが
よく考えたら自分を大切にしていませんよね。
だって自分よりも他人をいつも優先しているんですから…
出来れば自分はしっかりしていて大丈夫。
そう自覚出来るときに初めて人を守れるのだと思います。
まずは自分の状態を確認する。
自分は大丈夫、そう思えたら人を守る。
出来ればそうありたいものですよね。
あなたの人を守りたい想い…
自分を大切にしながら存分に発揮してくださいね。