自分軸、他人軸とよく言われていますよね。
簡単にいうと自分軸は自分が主体、他人軸は他人が主体。
自分軸は自分のことなのでコントロールが出来るし楽です。 しかし、他人軸は他人が対象なので他人の言動で常に気にしているので休まることがありません。
できるだけ自分軸でいる時間を増やしたいものですよね。
HSP(敏感な人)にも通じるのですが、人を察することが上手な人っていますよね。 他人が気づかないことに気がついたり、人の気持ちが分かったりする人です。
とても貴重な能力ですよね。 こういう人は他人軸になりやすい傾向があります。
自分のことは置いといて常に他人を優先してしまう… それが好きでとても気持ちよく生活出来ればいいのですが、大体が辛い気持ちになります。
精神的にも肉体的にもハードになる人が多いですよね。
こうなる裏には 「人に嫌われたくない」 「人に攻撃されたくない」 「無能だと思われたくない」… など色々な恐怖が隠れていることが多いです。
では、うまく自分軸で長所を発揮するにはどうしたらいいのでしょうか。
色々あると思いますが、 「今、出来ることは全てやった。ベストを尽くした。」 と考えることです。
察するのが上手な人は 「あれも出来たのではないか…こうした方がよかったのでは…」 と考えがちです。
今すでに出来ていないというのは出来ないということなのです。
あと、つい我慢してしまったり抱え込む場合も注意です。
そんな場合は 「私は全然大丈夫じゃない。」 とひと言いってみてください。
もうすでに大丈夫でないことに気がついたり、自分を大切に出来て気持ちが楽になってきます。
私もつい他人を優先しすぎて他人軸になる傾向があります。 そして、我慢しすぎて抱え込む傾向にもあります。
最近では察しても自分が余裕があるかないかで行動の仕方を変えています。 余裕があったら手伝う、疲れすぎていたりしたら放置するなどです。
このようにまず自分に目を向けて考える癖をつけてからは生活が大分楽になってきました。
こう書くと 「なんか冷たい人になるのではないか。」 と思ってしまうかもしれませんが大丈夫です。 自分を大切にしつつ他人も思いやれるとても理想の形に落ち着きます。
つい他人軸で日々疲れている人は、これらのことを参考にしてみてはいかがでしょうか。